負重力
海溝などの深海にまで調査の手が届くようになったのは大正時代になってからである。この時代の測深は錘によるもので、精度そのものは今日の音響測深機によるものに比べようもないが、それなりに深海の海底地形を明らかにしてきた。1934年には、潜水艦を使用しての重力測定が行われ、日本海溝においてもインドネシア海溝と同様に負重力異常帯のあることが確認された。
極深海音響測深機を搭載した最初の近代的な海底地形調査は、1957年の明洋(初代)による日本海溝南部の調査であろう。1958年に深海調査委員会が組織され、この計画(1959~1966)のもとに、凌風丸(気象庁)が中心になって活躍した。この計画には多くの機関から研究者が参加し、地磁気、地殻熱流量などの測定も行われた。
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